王妃との不倫は

王妃との不倫は別にしても、あまりにも理性的で生々しい欲望の片鱗も見られない。
マッツ・ミケルセンの持っている陰や哀しみという要素が、ここでは空回りしてしまっている。
それと、教会の力が強いとの説明があったが、それがどう表現されているのかわからなかった。
確かに法衣っぽい服を着ている閣僚は何人かいたが。
デンマークで起きた三角関係のスキャンダルの史実を描いたということで多少は期待していたのだが、正直言ってスカされた感じ。